芳野真弥の確率Blog

僕たちが変えられるのは確率だけ(たぶん)

上半期だろうが下半期だろうが関係ない。今日もやれることをやるだけ。

 

僕は今年の元旦に、匿名でやっていたブログにこんなことを書きました。

 

毎年毎年、「今年はこれを頑張るぞ!」とか「来年は毎日これを続けるぞ!」と
宣言する人は少なくないと思います。

最近はTwitterFacebookなどもあるので、気軽にみんなに宣言できちゃいますね。

でも、それで本当に良い1年を過ごせたことってあるのでしょうか?
大晦日に「今年はこれを毎日やりきったぞー!」って思えたことはあるのでしょうか?

おそらくほとんどの人は、
「あー、今年はダメだったー。来年はもっと……。」ということを
毎年繰り返しているのではないでしょうか。


まあ、偉そうに言っている僕も、そんな感じでした。

ただ、2012年が終わるとき、
僕は「あー、この『来年こそは』という気持ちをどうやって次の年末まで持続させていこうか」
と考え、2013年にやってみたことがあります。

それは、2013年の年間カレンダーをオフィスのデスクに貼っておいて、
1日が終わるごとに塗りつぶしていくという、
なんかどっかで聞いたことありそうなライフハックですw


しかし、なかなかどうして、これはかなり効果的でした。

毎日、数字が消され続けていくカレンダーを目にする度に、
「今日1日の大事さ」を噛みしめることができました。

物事を計画的に進めるのが超苦手な僕が、です。
時間生産性を考えるのが超苦手な僕が、です。

しかも、この効果は2013年の大晦日まで続いたのです。


結局、充実した1年を過ごすためには、
「大きな目標」も「毎日の課題」も必要なくて、
「1日1日がいかに儚く無情に終わっていくのか」を
噛みしめることが大事だと思う訳です。

何をするかは、1年の始めに決めなくったって、
その都度ベストだと思うことを、必死でやっていればいいんじゃないでしょうか。

だって、今から3ヶ月後に何をすべきかなんて分かんないですよねw


ちなみに、手帳の端をちぎっていくとかはダメです。
ぱっと見て「1日がどんどん終わっていってる感が」分かるものでないと。

年間カレンダーは、だいたい手帳の最初のページに載っているので、
それを切り取って、毎日必ず目にするところに貼り付けておけばOKです。

僕みたいに手帳を持っていない人は、これでも使ってください。
http://happylilac.net/n2calendar2014-a4.pdf



ということで、僕は2014年もこれをやります。

毎日を大切に生きるためにね。 

 

今日から7月ということで、2014年の後半戦に突入しました。(ちゃんと数えると7月2日がちょうど一年の真ん中の日ですけど・・・)

 

もちろん、今もカレンダーの塗り潰しは継続しています。一日というのは本当に儚くて、あっという間に終わっていってしまいます。これを見る度に、「あぁ時間というのはなんて無情なんだろうか」と感じます。

 

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しかし、現実問題として、全ての制約条件は最終的に時間に行き着きます。お金だって時間が無限ならいくらでも稼げるわけですからね。人生は全て時間によって決まっており、僕達が人生の中でコントロールできるのは時間配分だけです。

 

僕は勉強下手な学生だったので、問題集のページ数をベースに計画を立てていたことがあります(もちろんやってないけど)。しかし、これは非常にダメな計画の立て方です。数学に何時間、英語に何時間・・・・と時間の割り振りで考えないと、どこかで行き詰まるのです。

 

これは、仕事のプロジェクトでも全く同じで、結局は限られた時間の中でどうやって達成していくかを考えるのがほとんど全てです。実は突拍子もないアイデアとか素晴らしい事業計画とかによってビジネスが上手くいくわけじゃなくて、単に時間配分を上手くやってる人が成果を出しているだけです。

 

しかし、時間を「配分」しなければいけないほど忙しい人なんて実はほとんどいません。実際はやるかやらないかの二択で迷っているだけです。これは自分の中で葛藤するのが本当に面倒なので、最初から「やれることはやる」「やれないことは放っておく」と決めておいた方が、圧倒的にラクだし、時間も節約できます。やるべきかどうかじゃなくて、コントローラビリティで決めるのです。だいたい、サイエンス以外のことはほとんど正解なんてないんだから、うだうだと考えていても仕方がありません。「本当にやった方がいいか?」なんて誰も答えられませんので、「たぶんやった方がいい気がするので一応やっておく」でおしまいです。ストレスになることは避けましょう。

 

さてと、今日ももうすぐ終わりそうです。明日もやれることだけやって、やれないことは放っておくとしますか。