芳野真弥の確率Blog

僕たちが変えられるのは確率だけ(たぶん)

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その8)

 

・学生がやるようなお手伝いじゃなくて、社会人っぽい仕事ができること。

・就職活動をやりながら、そして来年の3月末で辞める前提で働けること。

・時給は1000円以上で、勤務時間は毎日7~8時間確保できること。

 

これが僕が探していた仕事の条件だ。それなりにワガママな条件だったけど、1日目でかなり良さそうな求人案件を見つけることができた。それは、タウンワークのオンライン版に掲載されていた、リクルートHRマーケティング東海という会社の、コミュニケーション・スタッフという職種の募集だった。

 

リクルートはかなり多くの事業を行っているが、その中でも最も歴史が古く、最もリクルートらしさが現れているのは、HR(ヒューマンリソース)という領域だ。具体的には、リクナビリクナビNEXT・フロムエー・タウンワークとらばーゆなどのメディアを展開しており、その掲載費用によって稼いでいる。営業はリクルート本体も行っていたが、ほとんどは子会社にあたるリクルートHRマーケティング(@東京)/リクルートHRマーケティング東海(@名古屋)/リクルートHRマーケティング関西(@大阪)の3社がやっていた。

 

僕の見つけた募集案件を出していた営業所はちょっと郊外にあり、営業パーソンは車移動が多く電話がけに時間が取れないため、新規のアポ取りを専任で行う部隊を作っていた。そのアポ取りをやる人たちのことをコミュニケーション・スタッフという名で呼んでいたのだ。

 

電話がけか・・・と、ほんの少しだけ思ったけど、時給や勤務時間は申し分なかったし、就活しながら働くというこちらの条件も承諾してくれた。それに、採用に関する仕事に携われるなんて、今から就活をする僕にはピッタリじゃないか。僕はこれがベストな「来年3月までの仕事」なんじゃないかと思えた。面接日には他の人が何人かいたけど、求人に出されていた唯一のポストは、めでたく僕がゲットすることができた。国家公務員を目指していた時は苦汁をなめ続けてきたけど、ここへ来て一つの小さな合格を貰うことができ、素直に嬉しかった。

(続く)

 

 


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