芳野真弥の確率Blog

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学部3年生・修士1年生がインターンシップに参加した方がいい5つの理由

 

インターンシップには参加したほうがいいですか?」

 

学生にこう質問されることがあります。今までは、「別に参加したかったらすればいいし、したくなかったらしなければいい」と答えていました。別に斜に構えていた訳ではなく、本当にそう思っていたからです。

 

しかし、今はハッキリとこう断言します。インターンシップには参加しましょう!・・・その理由は、5つあります。

 

1、就活の感覚を掴むことができる

インターンシップに参加するためには、どの会社のどんなインターンシップを受けるのか決めなければいけません。そして、場合によってはインターンシップに参加するための選考を受けることになります。この情報収集・意思決定・アピールといった一連の行動は、まさに就職活動そのもの。一度経験しておくと、後がラクになります。

 

2、就活仲間ができる

1日で終わる簡単なインターンシップもありますが、1ヶ月以上に渡ってプロジェクト形式で進んでいくインターンシップもあります。後者のようなパターンでは、グループで、時にはケンカをし、時には協力し合いながら、目標に向かって必死で何かに取り組むことになります。就活生の話を聞いていると、こうやって信頼関係の出来たメンバーは、実際の就活が始まってからも情報交換をしたり励まし合ったりする就活仲間として、連絡を取り続けることがほとんどのようです。

 

3、就活で語れるエピソードができる

僕は、就活ネタを作るためにインターンシップに参加するなんて、全く本質的じゃないと思っていましたが、よく考えたらそんなこと格好つけていても仕方がありません。今まで、特に勉強も研究もバイトもサークルも遊びも頑張ってこなかった人は、インターンシップに参加するだけで、「学生時代に頑張ったことは?」に答えられるネタが一丁上がりです。面接では、違う会社のインターンシップ経験を語っても、何ら問題はありません。まあ「何でその企業は受けなかったの?」みたいな質問はされますが、「学ぶことは多かったけど実際に働きたい会社ではなかった」的なことを言っておけば大丈夫です。

 

4、働く感覚が少しだけ分かる

最近のインターンシップは、職場体験というよりは、インターンシップ用のプログラムが作られていてそれをこなすという感じみたいです。が、それでも一応、限られたリソース(金と時間と人)を使って、期限内に、何かを成し遂げるという経験はできます。もしかしたら、その辺のサラリーマンよりは労働生産性が高いかもしれません。

 

5、インターンシップを使った採用活動が水面下でおこなわれそう

今の学部3年生・修士1年生から、就活時期が後ろにずれるんですけど、就活周りの関係者の話を聞いていると、どうも実際には選考解禁日より前に、インターンシップの場で良い学生を口説いておくということが活発におこなわれることになりそうです。いや、そんなのは以前からやられていたんですが、今後はより一層、水面下での戦いが激しくなりそうです。早めに就活戦線に参加しておかないと、取り返しのつかないことになるかもしれません。(実際はその時になってみないと分かりませんけど、参加しておいて損することはありません)

 

 

 

僕が推奨する就活の基本的な考え方は、「まず手広く情報収集して、取り敢えず参加してみて、嫌だったらやめる」です。就活に失敗する人のパターンは「最初に絞って、その絞った会社に命を掛けて受かろうとするけど、落ちて絶望感に打ちひしがれる」です。

 

インターンシップも、別に嫌だったら辞めればいいだけで、とりあえず説明会だけでも参加してみましょう。今の時期、大学内でもそれ関連のガイダンスやらイベントが開かれているはずです。6/1には、就活サイトのナントカナビも各社オープンしますので、そこでも情報を得ることができるでしょう。

 

シュウカツセ、シュウカツセ♪

インターンシップに参加してくださぁい

 

参加する意味わぁ・・・あります!

 

 

 

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