芳野真弥の確率Blog

僕たちが変えられるのは確率だけ(たぶん)

最近の研究成果(コンセプトページ)

 

今後、このブログで、大学などの研究機関が出している「研究成果のプレスリリース」を、定期的に紹介させて頂こうと思っています。

 

そこで、まずは、僕がそういうことをしようと思った経緯をここにメモっておきたいと思います。

 

 

僕たちが知らないところで、素晴らしい研究成果はどんどん出ている

iPS細胞やヒッグス粒子の発見など、ノーベル賞級の成果が出た時は、メディアは大々的に科学のニュースを取り上げます。しかし、実はそういった大々的なニュースをやっていない時も、日々素晴らしい科学の研究成果は出ており、その内容はプレスリリースという形で大学などが発表しています。

 

レコード大賞やグラーミー賞を取ってなくても素晴らしい曲はたくさんあるように、ノーベル賞を取っていなくても素晴らしい研究成果はたくさんあるので、それらを知ってもらう機会を増やしたいなぁと思っています。

 

 

メディアがまとめたニュース記事もいいけど、生のプレスリリースもいい!

メディアは、研究機関が出したプレスリリースを端的にまとめて伝えてくれます。しかし、残念ながら、中には曲解・誤解されたものや「全然理解せずにキーワードを繋げて無理やり文章にしただけでしょ(笑)」という記事もあります。基礎科学のニュースはテクノロジー系のニュースに埋もれてしまって、なかなか読まれないといったことも起きているかもしれません。

 

プレスリリースは研究者が自分の成果を世の中の人達に伝えたくて、自分で書いたものです。そこからは、「こんなことが分かっちゃった!すごいでしょ!」という純粋無垢な気持ちや、「こう説明したらみんな分かってくれるかな?」という工夫が滲み出ているものもあり(そうじゃないものもあるけど)、生の情報ならではの良さを感じることができます。

 

 

研究成果を分かりやすく伝える、ということを考えるきっかけにしたい

原発事故やSTAP細胞事件、そして遺伝子組み換え食品・電磁波・マイナスイオンなどに対する多くの人達の反応を見ていると、科学リテラシーを高めないと、正しくない判断をして余計に不健康になったり騙されたりする人がどんどん増えてしまうのではないかと危機感を覚えずにはいられません。教育者・メディア・サイエンスコミュニケーターなども頑張らないといけないのでしょうが、僕はやっぱり科学者にも「伝える」ということを頑張って欲しいと思っています。

 

最近は、文科省が「研究成果を社会に還元しましょう」と呼びかけていたり、研究予算が競争的に配分されるようになってきたりしていることもあり、大学などの研究機関は、できるだけ分かりやすい表現で研究成果を示すよう頑張っております。

 

今後、分かりやすく成果を伝えることができない研究者は、研究が続けられない時代になっていくでしょう。これから研究分野に進もうと思っている方は、他人のプレスリリースを読み、「もっとこう書けばいいのに!」とか「なるほど、これは分かりやすい!」という視点を養って頂きたいです。もちろん、研究者を目指していなくても、理系学生なら論文のアブストラクトなどを書く時の参考にはなるはずです。

 

 

 

・・・ということで、分かりやすいものも分かりにくいものもありますが、大学などから出される研究成果のプレスリリースをこれから紹介していきます。僕は、科学者がもっと活躍しもっと認められることを、そして、みんなが科学に興味を持ち正しく理解してくれることを、心から願っております!

 

 

 

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