芳野真弥の確率Blog

僕たちが変えられるのは確率だけ(たぶん)

ガイダンスが終わった大学1年生が知っておきたい「大学の授業」のメカニズム

大学1年生のみなさん、眠い各種ガイダンスお疲れさまでした。いつも思うのですが、人を集めて説明しないといけないような履修システムは、そもそも設計が間違っていて、本来はパソコンorスマホ画面に沿って進んでいくだけで最適な授業を選択できるようにすべ…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その13)

僕は東京へ向かった。そして、社長2人を相手に、最後の面接のような面談のような話し合いをした。今の心境を聞かれ「とにかく何でもやります。頑張ります」と答えたが、向こうはやや難色を示していた。1人の社長はSPIの性格検査の結果を見ながらこう言った。…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その12)

これで、採用担当者と社長2人に会ったことになる。さんざん話をしたし質問もしたのに、いまいち距離が詰まっていない感があり、この会社を志望し続けるかどうかは少し迷っていた。もちろんこの間もリクルートでのバイトは続けていて、正社員の営業パーソンか…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その11)

年が明けてから、「では次は社長の1人と会ってください」という連絡が来て、その社長が名古屋に出張に来るタイミングに合わせて、名古屋駅のマリオットホテルのロビーラウンジで面接を受けることになった。当日は決していかにも面接という感じのお堅い雰囲気…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その10)

そのよく分からない会社の採用担当者は、丁寧なメールを返してくれた。しかも、どこの誰かも分からない僕に会ってくれるという。僕は他の用事で東京に行くついでに、その会社の採用担当者に会わせて頂くことにした。この時点では、まだどういう会社かよく分…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その9)

僕は順調にリクルートのグループ会社で仕事を始めることができた。新規アポ取り電話をする「コミュニケーション・スタッフ」は、僕以外に4人いた。全員年上の女性で独身・既婚・子持ちなど様々な方がいたが、みなさん女性としても魅力的で、持っているスキル…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その8)

・学生がやるようなお手伝いじゃなくて、社会人っぽい仕事ができること。 ・就職活動をやりながら、そして来年の3月末で辞める前提で働けること。 ・時給は1000円以上で、勤務時間は毎日7~8時間確保できること。 これが僕が探していた仕事の条件だ。それな…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その7)

2回目の官庁訪問も、初回と同じように序盤はサクサクと進んでいった。しかし、また最後の最後で不採用になってしまったのだった。官庁訪問最終日の前日に不合格を告げられた時はかなりショックを受けたけど、ここでダメだということには再現性があるし、僕は…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その6)

次年度の官庁訪問までの暇な1年間を有意義"風"に過ごすため、僕はオーストラリアに行ってみることにした。どうせなら語学学校に行くだけじゃなくて、バイトとかもしたいよなー、なんて考えている時にワーキングホリデーという素晴らしい制度があることを知っ…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その5)

それで、仕方なく、しかし乗り気は保ったままで2回目の国家公務員試験を受けた。1回目にやられた小論文対策もやったので、今度はちゃんと受かった。はぁ、やっとだ。しかし、本当の勝負はこれから。なんせ国家公務員に受かることと採用されることは別の話で…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その4)

そして僕は、国家公務員Ⅰ種採用試験を受けることにした。しかし、これがなかなかのクセモノで、なんというか範囲がめちゃくちゃ広い。国語・算数・理科・社会は当たり前。理科は物理・化学・生物・地学、そして社会は世界史・日本史・政治経済のフルコースだ…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その3)

研究者になりたいと「なんとなーく」思っていた夢は、「なんとなーく」その道を辞退して、普通の就活をしてみることにした。最初は何をしたらよく分からなかったので、とにかくいろいろ動いてみようと思って、就職課にふらっと言って話を聞いてみたり、学内…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その2)

僕が入学した大学の理学部は、2年生に上がる時に学科を選ぶシステムだった。数理学科・物理学科・化学科・生命理学科・地球惑星科学科の5つの選択肢があり、僕はお勉強する教科としては数学が一番得意だったけど、研究は宇宙に関することがいいと夢見ていた…

僕のキャリア ~物理研究者になりたかったけど気が付いたら社長やってるわろた~ (その1)

僕は中3の夏から通っていた進学塾にそそのかされて、高校はそれなりに実績のある進学校に行くことになった。調子に乗った僕は、入学した瞬間から全く勉強しなくなり、赤点取るわ先生から呼び出されるわで、なかなかの劣等生だった。1年生から2年生に進級でき…

就活生に必要なコミュニケーションとは? ~「企業目線」は役に立たない~

マーケティングを含む、あらゆるコミュニケーションの第一歩は「ターゲティング」だと思います。つまり、誰に伝えるのか。その人(たち)は、何を期待していて、どんな思考特性や行動特性を持っているのか。そういったことを仮説でもいいので想定しておかな…

記憶のトリガー

久しぶりに音楽を聴いたら、その曲をよく聴いていた頃のことを思い出しました。みなさんも、音楽や匂いがトリガーになって、記憶が呼び覚まされるという経験はお持ちだと思います。 僕は、このトリガーを忘れ物対策に使うことがあります。例えば、明日必ず印…

学校の存在価値(その3)

学校の存在価値(その1) 学校の存在価値(その2) 最後に、学校が提供できる価値として「人」があります。特に、教科書に載っていないようなことを教えてくれる先生に会って話を聞けるというのは、とても重要な点で、私のような教える側の人間はこれを常に…

学校の存在価値(その2)

前回の記事はこちら。 次に学校の存在価値として考えられるのは「体験」です。それは、理科の実験であり、研究であり、体育祭であり、文化祭であり、休み時間のお喋りやドッジボールです。これらは、生きていくのに絶対必要という訳ではないですし、学校以外…

学校の存在価値(その1)

今や良質な書籍やWEBコンテンツなどによって、誰もがあらゆることを自分で学習することができるようになりました。さらに、知らない専門家にダイレクトにコンタクトを取ることも容易にできるようになりました。この状況下で、新しいことを自分で学べない奴…

人生における期待値の話

サイコロを振って、偶数が出たら100円貰えて、奇数が出たら100円払わないといけないゲームがあったら、あなたはやりますか?このゲームの期待値は0なので、やればやるほど時間だけを失っていくことにますね。しかし、1回くらいならほとんど時間もかからない…

誰もが賛成することを言うのは、何も言ってないに等しい。

集団自衛権のお話、何かすごく気持ち悪かったんですけど、ちょっと考えたらすぐ分かりました(笑) 政治信条ではなく、コミュニケーションという観点でのお話です。「戦争がイヤだ」というのは、まあほぼ全ての日本人が思っていることで、そこまではコンセン…

上半期だろうが下半期だろうが関係ない。今日もやれることをやるだけ。

僕は今年の元旦に、匿名でやっていたブログにこんなことを書きました。 毎年毎年、「今年はこれを頑張るぞ!」とか「来年は毎日これを続けるぞ!」と宣言する人は少なくないと思います。最近はTwitterやFacebookなどもあるので、気軽にみんなに宣言できちゃ…

最近の研究成果(その4)―阿蘇山で燃料電池に使える電極を発見、数百℃の熱い氷とは、他

今回で3回目となりました、シリーズ「最近、大学などの研究機関が発表した研究成果の紹介」です。 1、セシウム汚染物の効率的な除染技術を実証(産業技術総合研究所) 【紹介コメント】 放射線というのはやっかいで、圧力や温度などの条件を変えても、出て…

「気遣い」を具現化しよう。(コンセプトページ)

「気を遣え!」「気を利かせろ!」「気を配れ!」……こういった言葉を浴びせられて悩んだ人ことのある人、もしくは、具体的にどうすりゃいんだよ!と憤ったことのある人は多いと思います。 僕もこれにはずいぶん悩まされました。気遣いについては超疎かったし…

再現性よりも妥当性が大事

STAP事件では、やたらと再現性・再現性と言われました。また、統計データを見るとすぐに「サンプル数は?」と言う人がいます。 実はものごとの信用できる度合いを示す「信憑性」というのは、再現性(統計数)だけでは分かりません。なぜなら、再現性があった…

LINEのインターン40万円は何を意味しているのか。

LINEのインターンシップ情報が公開され、その報酬「月収40万円」が話題となっています。 "LINE Summer Internship 2014"募集開始! : LINE HR Blog LINEの「インターン生の月給40万円」がお仕事中の社会人を動揺させる : 市況かぶ全力2階建 それで、何でこ…

英語学習についての完璧な道しるべはここにある

僕は大学院卒業後、半年間オーストラリアに行ってましたが、その目的の一つは「英語」でした。とは言え、半年間で英語が身に付くとは思っていなかったので、「日本人が英語を習得するためにはどうすればいいのだろう?」というのを知ろうと考えてました。 そ…

まだ話題じゃないアプリ「7gogo」を使ってみたら面白かった。

まだ話題じゃない「トークライブアプリ 7gogo(ナナゴーゴー)」を使ってみました。 7gogoとは? 誰でもトークを作成できて、誰でもそれを見てコメントできるというアプリです。まあ、LINEでのやりとりを公開しているようなもんです。既に何名かの有名人が使…

最近の研究成果(その3)―セロトニンとメンタルは本当に関係があった、ブラジルW杯のサッカーボールは安定して飛ぶ、他

今回で3回目となりました、シリーズ「最近、大学などの研究機関が発表した研究成果の紹介」です。 1、セロトニンと不安の関係解明に前進(北海道大学) 【紹介コメント】 実は、セロトニン神経と不安の関係は、これまで間接的な証拠しか見付かっていなかっ…

一人暮らし料理のススメ 道具を揃えよう!

これから料理を始める人は、まずは調理器具を買い揃えなければなりません。しかし、調理器具というのは非常に種類が多く、中には滅多に使わないようなものもあります。そこで、今回は最初に揃えるべき本当に必要な道具だけを厳選して紹介したいと思います。 …

受験の負けパターン

先日、ある人と受験勉強(中・高・大問わず)についてディスカッションしていて、ある一つのコンセンサスを得ることができました。それは「こうやれば受かる」という勝ちパターンは様々だけど、「こういう人は落ちる」という負けパターンはだいたい決まって…

一人暮らし料理のススメ(コンセプトページ)

僕は心から料理を愛し、楽しんでいます。そして、料理個人指導を通じて、その素晴らしさを広めております。台所が物置と化していた人、ガスコンロはお湯を沸かすくらいしか使っていなかった人、包丁も鍋も何一つ持っていない人。そんな人達が、料理をするよ…

学部3年生・修士1年生がインターンシップに参加した方がいい5つの理由

「インターンシップには参加したほうがいいですか?」 学生にこう質問されることがあります。今までは、「別に参加したかったらすればいいし、したくなかったらしなければいい」と答えていました。別に斜に構えていた訳ではなく、本当にそう思っていたからで…

最近の研究成果(その2)―手ブレ補正ならぬ眼ブレ補正の仕組み、好きな色の魚を作れるようになるかも、他

今回も、最近大学などから出されたプレスリリースを5つ紹介させて頂きます。 1、透明時の可視光透過率が70 %以上の調光ミラーを開発(産業技術総合研究所) 【紹介コメント】 リモコンをピッと押すと会議室の壁になっているガラスが不透明になって外から見…

先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)4/4

前回までのお話はこちら。 先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)1/4 先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)2/4 先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應…

先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)3/4

前回までのお話はこちら。 先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)1/4 先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)2/4 リクルートとの出会い 芳野:学生生活についてのお話、あり…

先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)2/4

前回のお話はこちら。 先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)1/4 志望業界の移り変わりと情報収集のやり方 芳野:コンサル系の就活が修士1年の12月くらいに終わって、その後はどんな感じで就活を続けていったんです…

先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(1人目:慶應・理工・修士・男子)1/4

今回は、慶応義塾大学の理工学研究科に在学中で、株式会社リクルートホールディングスに内々定が決まったWさんに話をお聞きしました。 なぜ理系なのにリクルートに就職するのか?就活はいつ頃、何をするところから始めたのか?その全貌を生の声のまま、お送…

先輩就活生が考えていたこと、やっていたこと(コンセプトページ)

キャリア教育や就活支援をしていて、大学生から一番多いリクエストは「先輩達の就活実体験を聞きたい」というものです。 よく考えたら、世の中にある内定者情報ってやたらと小奇麗にまとまっているし、割と特殊な学生が対象になっていたりしていて、これから…

理系/文系と分けるのはナンセンス?

僕は、理系向けの教育を生業としていますし、理系を盛り上げようという団体(理系+)のアドバイザーもやっております。理系の人達にはもっと活躍して欲しいと願っていて、もっと評価されるべきだと考えています。 そんな中、最近、「理系」という言葉を使う…

最近の研究成果(その1)―昔の月の模様は今と違った、植物はコミュニケーションを取っている、他

大学などが出している研究成果のプレスリリースを紹介していきます!(このシリーズのコンセプトは、こちらに記載しました。) リンク先の文章を全部読むのは大変だと思いますので、概要だけでもチラ見してみてください! 1、40億年前の月の自転軸は数十度…

最近の研究成果(コンセプトページ)

今後、このブログで、大学などの研究機関が出している「研究成果のプレスリリース」を、定期的に紹介させて頂こうと思っています。 そこで、まずは、僕がそういうことをしようと思った経緯をここにメモっておきたいと思います。 僕たちが知らないところで、…

研究機関のキッズ向けサイエンスページが面白い!

公的な研究機関のいくつかは、子供が科学に対して興味を持ち、その道へ進んでくれることを願って(もしくはその道へ進まなかったとしても正しい知識を持っておいて欲しいと願って)、キッズ向けサイエンスページを用意しています。 これらは、子供にとって良…

就活生が最初にやるべきこと(後編)

前編に書きました通り、就活生が最初にやらないといけないことは、テクニックや思考法を身につけることではなく、就活マーケットがどういうメカニズムで動いているのかを知ることです。その具体例として、前編ではメインプレイヤーについて、中編ではサブプ…

就活生が最初にやるべきこと(中編)

前回は、就活生が最初にやるべきこととして、就活マーケットが動くメカニズムを理解しましょう!ということをお伝えしました。そして、就活マーケットを理解する上で重要な、メインプレイヤーの行動原理と数バランスについても触れました。今回は、サブプレ…

就活生が最初にやるべきこと(前編)

大学生が就活を始める時、最初にやるべきことはなんでしょうか。自己分析?エントリーシートの書き方?WEBテスト対策?……いやいや、最初にやるべきことは「就活メカニズムを理解する」ということです。以下、具体的に説明していきます。 ルールやプレーヤー…

北里大学の野島先生にインスパイアされて、実名ブログを始めました。

先日、北里大学の野島高彦先生とお会いし、勉強させて頂きましたのでここに記しておきたいと思います。 野島先生とは 野島先生は、化学の研究をされてきた方で、現在は北里大学の一般教育部で准教授をされています。 野島 高彦(のじま たかひこ) 私はこう…

初任給を貰ったら・・・

新社会人のみなさんは、入社してもうすぐ1ヶ月になりますね。既に初任給が口座に振り込まれた方も多いと思います。 ※初任給は、4月に支払う会社と5月に支払う会社があります。月給というのは、ある月の給与を翌月に支払うのが基本なので、5月に初任給支払い…

自己紹介

芳野真弥(よしのしんや) このページには、以下の情報を記載しています。 1,やっていること2,これまでの経歴3,連絡先 1,やっていること (その1)大学生&大学院生向けの教育事業 【テーマ】 コミュニケーション、キャリア、思考、他 ※特に「伝え…